EVのある生活
お買い物、送り迎え、通勤通学、仕事、レジャー…、私たちは日常、自動車を様々に活用して生活しています。いまある車がEV・PHVに変わったら、どんな生活になるか少し想像してみませんか。
EVのある日常
では、建設コンサルタントにお勤めで、EVに乗っている今西さんご一家に、日常をちょっとお伺いしてみましょう。
7月6日(水)
夫は地下鉄で通勤。私は地区センターへ習い事に行きます。ご近所の奥様と一緒にうちのEVで乗り合わせ。静かで乗り心地が良いし、ガソリン代もかからないから、皆さんEVで行きたがるんです。地区センターまでは車で20分だから、走行距離も余裕です。明日は夫が仕事で使うっていうから、帰ってきたらしっかり充電しておかないと。充電ももう慣れましたよ!充電プラグをコンセントに挿し、クルマに充電コネクターを挿すだけですから。
- 関連項目
- EVはどこで買える、乗れる?(“市販されている主なEV”)
- EV・PHVはすごい(“エネルギー補給はご自宅で”、“1ヶ月の電気代は?”、“EVはワンクラス上の乗り心地”)
7月7日(木)
夫が早朝に出勤。エンジン音がしないから、ご近所様に気を使わないですむって言っていたけど、私も全然、気がつかなかったわ!いつの間に出発したのかしら?
くたくたになって帰ってきて、お風呂、ビールですって。お疲れ様。
「あー、クルマ充電するの忘れてた。メーターあと2つ残ってたけど、大丈夫かな?」と夫。
「うん。明日買い物に行くから、スーパーで充電しちゃえばいいし、大丈夫」
一晩くらい充電を忘れても、街中の用事ならなんとかなるのよね。
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関連項目
- EV・PHVはすごい (“静粛性”)
7月8日(金)
今日はお買い物と、図書館に本を返しに行かないと。電池があまりないから、まず、充電のできるスーパーでお買い物。図書館で本もゆっくり見たいから、生ものが傷まないように、保冷箱を積んで行きましょう。スーパーの駐車場は歩行者に注意です。EVは静かですから。
急速充電器の前に車を停めて、ケーブルをセット。充電が始まったのを確認したら、そのままお店へ。買い物から戻ってきたら、充電はもう終わってました。.
図書館ではケーキの本を探してみようかしら。
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関連項目
- EV・PHVの基礎知識(“充電の種類と場所”、“充電時間”)
- EV・PHVはすごい(“コラム:EVの音”)
7月9日(土)
今日は夫と息子で男2人のドライブですって。私と娘はケーキ作り。
まずは、久しぶりにいつものガソリンスタンドに寄って、タイヤの空気圧をチェックするんですって。
ガソリンは入れなくなったけど、メンテナンスではお世話になるのよね。ドライブはどこまで行ったのかしら?あの人運転大好きだから、山道でEVの性能を試してたりして。やっぱりそうだったんだ。加速がいいとか、安定性がいいとか、なんだかんだいって楽しんできたみたい。夢中になって電池切れには注意してね。走ると走行可能距離が減るのはもちろんだけど、電池を長持ちさせる上手な乗り方もあって、それも楽しいんですって。
息子が運転するころには、きっとエコ運転の達人になってそう!
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関連項目
- EV・PHVはすごい (“加速性能”、“走行安定性”)
いかがでしょうか、電気自動車のある日常。あなたの日常はどんなふうに変わりそうですか?
EVで行く旅行(計画の立て方)
EVの旅行では事前の計画作りが重要です。計画作りも、旅先での充電も楽しんでみてください。では、旅行計画の作り方をご紹介します。
- 地図、ガイドマップ、インターネット等を見て、行きたい場所を考えてみましょう
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地図やGoogleMapで、走行距離を確認してみましょう
GoogleMapなら、画面上で出発地と目的地を設定すると、簡単に走行距離を算出することができますGoogleMapで2点間の距離を測定するには
- 出発地点で右クリックして、「ここからのルート」を選択します
- 目的地で右クリックして「ここへのルート」を選択します
- 経路と距離が表示されます
- 出発地点で右クリックして、「ここからのルート」を選択します
- 距離を確認したら、走行可能か検討します
- 充電が必要な場合、充電施設の設置情報を確認してみましょう
※ EV充電インフラマップを参考に、充電施設の営業日、営業時間の確認も忘れずにしましょう-
関連項目
- EV充電インフラマップ
- 2~4を組み合わせて、走行ルートを検討してみましょう
※ 時間に余裕のある計画を立てるようにしましょう - 宿泊する場合は、宿泊先の充電器設置状況を確認してみましょう
※100Vコンセントでも充電可能なので、利用させてもらえるか確認してみましょう - 万が一のために、次のことを確認しておきましょう
充電施設の一覧表(連絡先、営業時間)を持ちましょう
各メーカーのサポートサービス、JAF等のロードサービスを受けられるようにしておきましょう
次に、外出先での充電方法をご紹介します。外出先で充電できる施設は、現在、以下となります。
- 日産自動車の販売店(急速充電器、200V充電器)
- 三菱自動車の販売店(急速充電器、200V充電器)
- スーパー、ガソリンスタンド等の充電施設(急速充電器、200V充電器)
- 宿泊先の充電施設(200V、100V充電器)
(1)、(2)の自動車販売店については、所有している車のメーカー以外の場合は、事前に充電可能か、確認しておきましょう。
(3)の充電施設では、充電施設に使い方が記載されていますので、それにしたがって充電します。こちらも事前に利用方法等、確認しておくことをお勧めします。
(4)の宿泊先ですが、EV専用の充電設備が設けられている施設はまだ多くはありません。電気自動車の充電が可能かどうか、こちらも事前に確認しておきましょう。
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関連項目
- EV・PHVの基礎知識(“充電時間”、“コラム:ディーラーの営業時間に注意”)